はんわライナー乗車記


天王寺駅1番乗り場に、国鉄色の381系が入線。
平日なのでラッシュとちょうど重なりホームには結構人が。
隣の2番乗り場には、新車の225系で快速日根野行き。
18:03分頃になるとライナー券売り場で、ライナー券を売り出す。
自分は17:45分ごろに並び始めたのだが、もう前に3人ほど並んでいた。
ダイヤ改正の5日前に乗ったが、3人はいずれもサラリーマンだった。
ライナー券の310円を窓口で払い、号車を指定。

18:05分にはんわライナー車内へ。381系の幕は見ないうちに回送→はんわライナーとなっていた。
乗車したところは5号車の3番窓側D席。
椅子はリクライニングシートでリクライニングさせるとギシギシいう様。
でも、すわり心地はクッションがいい感じに反発するので良。

発車まで20分あるが、それまで本を読んでいた。
発車10分前で乗車率は50%。なかなかの盛況ぶり。
そして、発車5分前と放送が入ると乗車してくる人が増え、
結局、乗車率は80%〜90%ぐらいではなかっただろうか。
1分前になると、ブロワーの音が床から響き渡る。

車掌から発車のアナウンスがあり、ドアが閉まった音も聞こえた。
そうして、カクンっと衝撃が走り発車。
30kmぐらいの低速で、渡り線を渡り本線へ入る。
そして、加速・・・だが、前の列車が詰まっているようであまりスピードが出ない。
出ててせいぜい50km〜60kmぐらいだろうか。
車内放送も終わり、長居駅を通過する頃に検札が来た。
他の乗客はライナー券は、テーブル押さえのところに挟んでいた。
「郷に入っては郷に従え」自分も同じようにテーブル押さえにライナー券を挟む。
車掌も心得ているのかそのライナー券を通路から確認していく。手馴れているようだ。


杉本町で普通を抜かし速度アップ。堺市を通過するあたりからスピードを落とす。
どうやら、また先行の普通が詰まっているようだ。
そして、三国ヶ丘を超低速で通過。
しばらくは45kmぐらいで走っていた。
百舌鳥駅を通過する頃から速度アップ。上野芝で普通を抜く。
そして、鳳駅到着のアナウンスが流れたと思ったら速度が落ちる。
またしても普通列車が支えているようだ。
低速で鳳駅へ侵入。普通和歌山行きに接続。
降りる人はほとんどいなかった。乗車率は未だに80〜90%を維持。

鳳を発車。今までの速度がウソだったかのようにスピードアップ。
さすが、381系。まさに特急である。高速での乗り心地がいい。
これで310円はかなり安い。
モーターの大きい音も聞こえないし、ジョイント音が小気味良い。
気がつくと和泉府中に到着した。
同じようにして気がつくと東岸和田。
出発してそれほど時間をおかず熊取到着の放送が入る。

熊取を発車後は結構なスピードで日根野を通過。
渡り線のジョイント音が床下に響く。
そして、結構なスピードで走り目的地和泉砂川へ到着。
自分は資金面的な意味でここで下車。


今回ダイヤ改正と共に消えてしまうホームライナー「はんわライナー」
それに乗車できたことは大きい。
乗車率が高いのになくなるというのはやはり、381系の老朽化なのだろうか・・・
いづれにせよ、残念であることには変わりないが。
ご覧頂きありがとうございました。

トップへ戻る